2008年11月3日月曜日

伯耆大山ドライブ

大山、蒜山方面へドライブに行ってきました。

かつては11月3日といえば晴れの特異日として称されたものだが、天候不順からか最近はそうでもないような傾向にあるようだ。

かといってせっかくの連休、家でチンタラしてても仕方ないので天候の少しでもマシそうな前日の2日に出掛けてきた。

大山山麓までは久世I・C先での追突事故に関わる小さな渋滞はあったものの、順調だった。

蒜山I・Cで下車、左折したら内海乢方面から下蚊帳へ向かう。奥大山へは蒜山を経由しないのが定番のルートだ。

下蚊帳からは南大山大橋を経て御机へと向かうのが何時ものルートだが、今日は相棒がいるので最近完成したサントリーの工場を案内しがてら鏡ヶ成方面へと車を走らせる。

環状道路に出ると蒜山方面からの車が次々とやってきて、これまでの車の量とは明らかに違っていた。

車列に乗り、クネクネした道をしばらく走ると御机に着く。ほとんどの車がそのまま直進する中、寄り道をするのは、ごくまれ。

まずは茅葺屋根の小屋へと向かった。背景の小さな山の黄葉はほぼ見頃の色合いだが、あいにく遠景の大山南壁が姿を見せてくれない。

タイムスリップ タイムスリップ

ガスは晴れそうになく陽も当たりそうにないので桝水へ向け走る。ほとんど往来のない広域農道を走り、やがて溝口からの正規ルートに乗ると桝水へは一直線。

案の定、桝水三叉路は環状道路経由でここへ向かった車ですでに長い渋滞のようだった。

見上げる大山西面の黄葉は今が盛りの見事な色合いで、ゲレンデ上部には真っ白なススキの穂が風になびき、すでに晩秋の光景。

適当に駐車場所を見つけたら高原内で昼食を摂るべく、短く歩く。

眼下に広がる米子、皆生市街や中海、弓ヶ浜、美保関を見ながら、山行時のようなカップラーメンと持参のおにぎりで昼食とする。

時間の経過とともにガスが掛かっていた山頂方面もくっきり見えるようになり、ごはんも美味しくいただけた。

帰路は環状道路経由で鍵掛峠へ向かった。

途中、一ノ沢に立ち寄り見上げれば南壁が間近に迫り素晴らしい景観を見せてくれる。

一ノ沢は南壁側にある沢のうちでは小さな沢だが、堰堤をひとつ乗り越した箇所から見る黄葉でも素晴らしく穴場的存在だ。

一ノ沢から二ノ沢、三ノ沢付近がブナを縫っての黄葉ドライブのハイライト。陽射しがあればもっと気持ちよいが、それがなくとも充分。

順調だった車が三ノ沢手前、文殊堂付近からノロノロしか進まなくなってしまった。どうしたものかと思いきや、結局、この状態は鍵掛峠まで続く羽目になった。

人と車の写り込まない間に撮った一枚 人と車の写り込まない間に撮った一枚

到着した鍵掛峠はたくさんの人で大賑わいだったが、陽射しがなかったので南壁および眼前の黄葉ともに優れたものではなかった。

峠をあとにして間もなく、P/W・CLUBMANと遭遇。

いつものように二人、
「おっ、MINIちゃん来た~っ。」

なんて言った矢先、今回はこの先がこれまでのハッチバックに遭ったときとは違っていた。
「CLUBMAN

広島ナンバーだったかな~。CLUBMANとすれ違うのは街乗りはもちろん、これまでで初めてのこと。

初体験に、思わずすれ違いざま手を振ってしまった。

うちのCLUBMANはルーフに施したヘリポート・ステッカーがセールスポイントだが、あちらのそれはド派手なユニオン・ジャックと、さらにそれだけにとどまらずミラーもユニオン・ジャックときたから、かなり印象的。

無視されたらどうしようかと思ったが、愛想よく振り返してくれたので大人気なくも嬉しくなってしまった・・・。

ブナの黄葉ドライブはこの先の木谷を縫ってのものも優れもの。奥大山までは気持ちの良いドライブ。

一方で気の毒なのは反対車線の車列。

「さすがに奥大山までだろう。」
と思いきや、なんのなんの。延々、御机までも続いていた。

御机で再度、茅葺小屋へ立ち寄った後、鏡ヶ成経由で蒜山へと向かった。

今日見た黄葉の中では鏡ヶ成で目にしたのものがもっとも素晴らしかった。

蒜山でもう少しのんびりしたあと蒜山I・Cから乗車。久世I・C手前の渋滞にも負けず、その後中国道に入ってからは快調に走り無事、帰宅した。

後記、CLUBMANの高速安定性は、やはり抜群だった。

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